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エロではなく萌えに移行

アダルトをターゲットにしたエロアニメは、1980年頃からアダルトビデオと同様にビデオとして大量に作られるようになりました。
その背景には80年代の幼い女性を好むブームがあるとも言われています。
そうはいっても劇画調のモノより、デフォルメしてる可愛らしいアニメのイラストが使用されたエロアニメの方が人気があり、さらにアダルトゲームが原作となった作品も出現しメディアミックスといった手法で販売されるようになったのです。
男性キャラクターは必要ないという男性視聴者の意見から、淫獣、妖獣といったモノが作られ、アダルトアニメで王道となっていったのです。
現在では様々なエロアニメが作られていて、中には普通のアニメ制作の会社が別クレジットでエロアニメを作っているなんてケースも存在し、儲かるコンテンツとしての足場を固めているようです。
しかし現在においては人気のある作品の主流はアダルトゲーム原作というモノが多く、アダルトゲームをめぐり一般のメーカーさえもUHFや深夜枠のアニメ気軽に楽しめるようになり、競争が激化する一方で、逆に需要は「萌えアニメ」に移行しつつあり、エロアニメの人気作品を作るのは、以前と比較し困難になりつつあるといえるでしょう。

漫画にも同様な事が言える

現在においては多くの「萌えアニメ」が存在します。
「萌え」と言われる概念自体が漠然としていますが、以前は「萌え」を前面に押し出しターゲットを獲得していたわけではなく、魅力的なキャラクターに目をつけて、オタクと言われる人達が同人誌といった二次創作をしたり、キャラクターグッズやフィギュアといった商品を購入したりして人気が高まるのが現在のアニメ・マンガといった商品のビジネスモデルだといえます。
ある意味、漫画も同様のことが言えるのではないでしょうか。
国民的アニメとなったセーラームーンやエヴァンゲリオンのキャラクターに男性が「萌え」を感じることや、反対にキャプテン翼や聖闘士星矢の登場人物に女性が嵌ること、オタク的な偏愛が行われる漫画というのは「萌え漫画」に限ったことではないのです。
当然「ラブひな」といった典型的なハーレムものや、「金色のコルダ」みたいな逆ハーレムは意識してターゲットを絞込み「萌え」を明確に感じる層をターゲットに作られたアニメですが、特に意識して作られたモノでなくても「萌え」という言葉は漫画においてはとても重要なファクターとなっています。

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