漠然とした感情表現
「萌え」という言葉は、既に市民権を持ち多くの人に使われています。
以前はオタクのみが使う言葉と思われてきましたが2004年と、2005年に流行語大賞にノミネートされたことを受けて、その言葉は一般的に使用されるようになりそれに伴い用法も広がり使用しやすい言葉に変わりました。
そんな経緯があるので、オタクの使用する「萌え」と、一般的な人が使用する「萌え」の言葉の意味合いは少しばかり異なる点もあるとは思います。
元々の意味は可愛らしい、好みだ、いじましい、好意、性欲といったものが混じ合い執着心の強い愛情を示す言葉として使用されてきました。
ネコミミとか眼鏡、メイド服といった限定したパーツのみに偏愛すること、ツンデレや天然といった性格的なモノに特別な愛情を持つことが萌えと言われてきたのです。
しかしながら一般的に「萌え」という言葉はオタク的な要素が若干弱まり、さらにぼやけた曖昧な意味で「好き」という感情を示すことが多いと言えます。
要するに、「萌え」という漢字や語感の雰囲気で好きという感情や好意が漠然して、なんとなく好意を抱くといった感情表現として使用されるようになったのです。
新しい言葉はそんな経緯をたどって多くの意味を付属していくものだと思います。